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リビングソファー
Kチェア  カリモクの椅子、第一号

Kチェア  カリモクの椅子、第一号

1962年、初めての自社製品として開発された、カリモクの椅子の第一号です。当時、木製パーツだけで製造していた輸出向け家具の中から、最もシンプルなものを選び、日本の住宅向けに改良がほどこされました。比較的値ごろな価格と扱いやすさ、シンプルなデザインから、旅館のロビーや中小企業の応接間など法人需要に支えられて、時代や流行が激しく移り変わる中でも、Kチェアは一度も廃番になることなく、今日まで生産が続けられてきました。もともとは輸出用家具をお手本にデザインしたため、組み立て式で軽く、コンパクトに輸送ができる構造になっています。そのためパーツごとの交換が可能。長年使い込んでシートだけがへたってしまったり、片方の木肘部分だけタバコで焦がしてしまったり、そんな時も必要なパーツだけ取り寄せて交換することができるので、より長く使い続けることができるのです。

奥行き70センチ

奥行き70センチ

一般的なソファの奥行きが85〜100センチとされる中、Kチェアの奥行きは70センチ。小柄な女性や高齢者でも座りやすく、男性にも充分フィットする絶妙なサイズ感です。2シーターは大人2人がゆったりと座れるサイズながら無駄な場所をとらず、お部屋にコンパクトに置くことができます。シンプルな構造で足元がすっきりとしていて、お掃除ロボットも問題なく通り抜けられる高さです。

木のぬくもり

木のぬくもり

座った時に自然に手を置く木肘部分は、いつまでも撫でていたくなる触り心地。天然木は同じ木でも色合いや木目がそれぞれ違うため、1本1本の木目をみながら選別し、特別に選んだ部位を木肘のパーツとして加工します。表面を滑らかにするために、何度もサンドペーパーをかけて磨き、丁寧に形作られています。

ロビーソファ

ロビーソファ

ソファの代名詞 Kチェアが誕生してから6年後の1968年、より良い座り心地、重厚感を追求して総張り椅子であるロビーチェアが開発されました。60年代、欧米式の生活習慣に憧れ、洋家具が生まれだした頃、ターゲットを絞った商品開発やマーケティングという概念はまだ、日本にはありませんでした。椅子といえば「座る」という機能を純粋に考え、万人受けするフォルムである必要があったのです。そうして、この普遍性の代名詞ともいえるロビーチェアが誕生しました。80年代からはKチェアと同様に業務用として公官庁や病院などの法人需要が主になっていきました。普遍的な構造とデザイン、そしてパーツごとの交換や修理が可能なロビーチェアは、時代に応じた座り心地の改良を何度も行いながら、現在まで、一度も廃番になることなく作り続けられています。

ゆったりとした座り心地

ゆったりとした座り心地

ロビーチェアはKチェア同様、本体の木枠にSバネと呼ばれる山形に反った反発性と耐久性の高いバネを張っていますが、その上に自動車のシートにも使われるほど耐久性に優れた厚いモールドウレタンの置きクッションをセットするというダブルクッション構造になっています。これにより底付き感やバネ当たり感のない、しっかりとした中にもソフトな座り心地を実現しています。また、シートにヘタリが出てきたら、クッションだけを交換することで簡単にメンテナンスが可能です。

ロビーチェアのために特別に開発されたのがロビークッションです。反発力の高い高密度ウレタンと、ソフトな感触のフェザーの2層構造。一般的なフェザークッションだと背中全体を支えるサイズの場合は沈み込んでしまい、ポリエステル綿のクッションは反発力があり過ぎて安定しません。市販のクッションでは実現できない快適性を実現しました。ロビーチェアの座り心地を自分の体に合わせて、さらに高めることができる専用クッションです。 ハーフクッションは体格の大きい方にお勧め。腰部だけをサポートすることでリラックス感を高めます。特殊な捲縮(けんしゅく)加工の綿を使用し、いつまでも弾力性を保ちます。

★ 張地色と木部色のパターンオーダーができます。
 店舗にてスタッフにお尋ねください

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